「色塗り(影)」の続きその1。
メリハリがある方が見栄えが良いので、色調補正で影を濃くしました。
影1色だとシンプルなので2色にもしてみたり。

周りに黒枠を付ける方法は、まず着色レイヤーの下に新規レイヤーを作成します。

自動選択ツールで周りの白い部分を選び、選択範囲を反転。
ピンク色になっているのは選択範囲を示しています。


反転したら今度は選択範囲を拡張。任意の数字を入力します。
塗り潰しを使うと選択している色で塗り潰されます。
私はショートカットキーを変更していますが、初期設定ではCtrl+Fで可能です。
終わったらCtrl+Dで選択解除。
■ギャルゲー塗り
「色塗り(影)」の続きその2。

基本的なギャルゲー塗りはアニメ塗りをぼかしてグラデーションがかかってる感じでしょうか?
エアブラシが使い勝手良いです。
アニメ塗りの影を既に1色置いている状態だったので、ブラシセットのサンプルにある「ぼかし」を使って部分的にぼかしてます。

ぼかし量が100のままだとぼけすぎなので、3くらいにしてみたり。

肩当ての部分はエアブラシにして透明色を選んで下側を消しました。
消しゴムツールでエアブラシを選んだのと同じことです。

それから影レイヤーの「透明保護」にチェックして濃い色をエアブラシでざっくりと。
ただ濃くしただけの色だと寂しいので、紫が混ざったような色を意識しています。
ベース塗りのレイヤーも透明保護をして、こっちは明るい色をエアブラシでざっくり。
元が赤系なので、黄色寄りの色を選びました。

一部レイヤーモード「乗算」も使用しています。
私は影部分ごと纏めて濃くしたい時に使うのが多いです。
ギャルゲー塗りをする時はぼかしのメリハリに気を付けるようにしてます。
左を柔らかくぼかしたら右は少しだけとか。
■中間
「色塗り(影)」の続きその3。

これは「透明保護」にチェックして、エアブラシで色を加えただけです。
画像が小さいからブラシを使いましたが、グラデーションツールでもよし。
範囲が広い時は確実にグラデーションツールですね。
塗りの説明はこんなもので。
そうそう、実は目と鎧は同じレイヤーに塗っていたので、選択ツールで鎧だけ選んで塗れるようにしたりもしてました。
選んだ場所以外には描画できなくなる機能です。便利です。
■ちょっとオマケ。アナログ線画の抽出。

スキャナで線画を取り込むと、線画が薄かったり白い部分が少し灰色がかっていたりします。
なので抽出&修正前にトーンカーブで補正をかけます。

トーンカーブのRGBでこんな曲線に。

結果。
あとは線画抽出を選べばOK。

レイヤーモードを使う手もあります。画像を拡大して確認してください。

私が説明できる初心者向けなんてこの程度です。すみません。
大雑把な覚え方しか出来ない人間なのですorz
取りあえず自分の初心者様向けの説明は終わり。
あとはこれまで通り中級者向けのみで失礼しますー。