ドット絵その1

久々のメイキングはドット絵加工です。
目的.png
こんな風に肌襦袢状態から色を付けて着物にします。

普通のドット絵はちまちま描くだけで通常のイラストと変わらないので加工メイキングにしてみました。
・・・って誤解されそうですね。
ドット絵は細かい作業で通常のイラストとは違う苦労があります。
ありますが、センスの問題なので機能説明が目的だと加工を題材にしたほうがよいと思った次第です。

前置き終了
取り敢えず画面はこんな感じ。

ドット絵加工メイキング.png

普段はモニタサイズの都合で新規ビューを使って確認・・・なんてできないのですが、ドット絵は原寸確認しながらの作業じゃないと困るので使ってます。
このビューのお陰で拡大・縮小を繰り返す必要がなくて助かります。

新規ビュー
メニューバーの 【ビュー】→【新規ビュー】をクリックします
新規ビュー1.png
   ↓
新規ビュー2.png

新規ビューは現在使用しているファイルと同じデータが開かれます。
二つは連動していて、片方に何か描けばもう片方にも描画されます。

他設定
アンチ表示.png選択ツール.png
表示のアンチエイリアスを切ります。
自動・矩形選択ツール、投げ縄ツールのアンチエイリアスも切ります。
自動選択ツールの色の範囲、拡張は0に。隣接もなしで。
ドット絵用の設定はこんなものでしょうかね。

作業に入りますが、最後に透過PNGで書き出したいので、先にフォルダを作って入れちゃいます。
フォルダ.png
上のレイヤーは先に試してたものです。
今は関係ないので加工したい画像だけフォルダに。

彩色開始.png

自動選択ツールを使って、白い着物部分を選びます。
「隣接」を切ってあるので、一箇所クリックすれば同じ色の場所が全て選択されます。
影色も含めると5色使ってるので5回クリックでこんな状態に。
選択し終わったら、新規レイヤーを作ってそこに塗り潰しします。

元の絵が白い着物だったので、レイヤーモードは乗算にしました。
襟部分の白は、塗り潰したあとに消しゴムで消したから。
自動選択では着物全体が選択されるので、手作業で消してます。

塗り潰し後.png

透明保護.png

色がちょっと濃いなぁと思ったので、「透明保護」にチェックしてさっきよりも薄い色を選んで塗り潰し。
メニューバーの 【編集】→【塗りつぶし】です。
メニューバーからだと面倒なので、ショートカットを使ってます。
気に入るまで少しずつ色を変えて試しました。

グラデ1.png

着物らしくするため、グラデーションを入れることに。
ドット絵でグラデはあまり使わないものですが・・・・。
面倒だったんです。
限られた色でグラデーションを表現するドッターさんはほんとにすごいです。

※ 加工完成したあとから試しにドットでグラデーションやってみましたドットグラデーション.png
ブラシでのグラデは1色ですが、ドットではその上に乗算で1色足してます。
ドットでグラデやるならこんな感じですかね?


「その1」はここまで。「その2」に続きます。
ドット絵ですが、
First Seed Material ( 管理者 : FSM STAFF )
こちらの素材を加工して使わせていただいています。
posted by むらせ at 2012年07月12日 22:52 | メイキング・ドット絵加工 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ドット絵その2

ドット絵加工続きです。

着物の柄は決まってないので、浮かんだイメージからあれこれ試します。

グラデ2.png

書き忘れてましたが、着物の色用レイヤーにグループ化してます。
グループ化を使えば、着物の色部分からはみ出した箇所は見えなくなります。
これを利用して、グラデーションはエアブラシもどきのブラシでざっくり作りました。

着物模様1.png

グラデーションはレイヤーモード「加算」のときの色が気に入ったので「加算」で決定。
レイヤーモードを変更しても気に入らない場合は描画色の変更も試しますが、気に入ったのでそこまで手間をかけずに済みました。
グラデの色が決まったので、今度はそれっぽく柄をいれます。

ブラシ.png

ブラシはサンプルにある「1ドット」です。
ドット絵を描くときはこれが基本なので、ブラシセットに登録しました。
ブラシセットの登録方法は
コッペパンさんの「ブラシ保存編」を参照ください。
エアブラシとあるのは、着物のグラデーションに使ったブラシですね。

メニューバーの 【α】→【ブラシをスタンプ風に利用する】をクリックします
スタンプ風.png

スタンプ風にしなくても描けますが、ドット描画ならこのほうが楽です。

そうそう
スポイト.png
スポイトですが、アクティブレイヤーの色を拾うことができます。
私は「config」フォルダの中の「key.txt」の
4130 スポイト スクリーン {@}
4137 スポイト アクティブレイヤ {Ctrl + @}

これを
4130 スポイト スクリーン {Ctrl + @}
4137 スポイト アクティブレイヤ {@}

と逆にして使ってます。
{Ctrl + @}は使いません。
「すべてのレイヤー」「アクティブレイヤー」どちらの使用頻度が多いかなんですけどね。
スポイトツールは右クリックでも可能なので、スポイトツールは「すべてのレイヤー」にして、アクティブレイヤーから色を拾いたいときはショートカットを使ってます。

着物の柄に使ってる黄色は2色なのですが、グループ化を使ってるのでメインレイヤーの乗算モードの影響を受けて色数が増えています。
だから描画色をうっかり変更してしまったとき、「すべてのレイヤー」でスポイトしてしまうと色が変わって困るのですね。
こういったときに「アクティブレイヤー」でのスポイトが役に立ちます。

着物模様2.png

他ポーズにも黄色い柄をつけ終わりました。
なんとなく色が明るすぎるかな?と思ったので、レイヤーの不透明度を少し下げて馴染ませ。
あとはちょっと目の色を修正して完成です。

保存.png

さて保存。猫ペイントでは「別名で保存」でPNGを選んでも、透過PNGで保存しません。
(npaint_script2012_0710.zip 現在)
メニューバーの 【レイヤー】→【レイヤーを保存】を使えば、アクティブレイヤー1つが透過PNGで保存されます。
最初にフォルダを作って作業したのはこのためです。
フォルダを選んで【レイヤーを保存】を使えば、そのフォルダの中身の複数レイヤーを透過PNGで保存できるのですね。

レイヤーを保存.png

ブログ記事部分の背景が白いからわかりませんが、ちゃんと透過されてます。

これでメイン作業終了。
以下はおまけです。

顔色1.png

肌色を選択します。
3色使用なので、3回クリック。

顔色2.png

目標は青白く! 
色々試したけど、レイヤー一枚では自分の思う色合いは無理だったので取り合えずこの色で。

顔色3.png

あとは青をレイヤーモード「HSV合成(色相)」で被せて、不透明度を調整で自分のやりたかった色になってくれました。
一度で思う色にならない場合はこのように2枚目のレイヤーで調整したり、自動選択ツールで1色だけ選んで通常レイヤーに理想の色を塗りつぶしたりもしてます。
もちろん最初から1色ずつ選んで塗り替えるのもアリなんですけどね。
最初はこの方法でやってたけど、混乱するので纏めてレイヤーモードで色調補正をするようになりました。

完成
完成.png

着物の左前は、メニューバーの 【レイヤー】→【左右反転】を使ってます。
複製→左右反転→余分削除→位置合わせ→結合 です。
足なしやら緋袴は描きました。
1ドットずつ、ちまちま作業です・・・。
改めて見て思ったけど、緋袴のリボンをちゃんと描くべきでしたね。
ドット絵は省略バランス難しいです。

First Seed Material ( 管理者 : FSM STAFF )
こちらの素材を加工して使わせていただきました。
ありがとうございました。
posted by むらせ at 2012年07月13日 20:56 | メイキング・ドット絵加工 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする