線画まで

私のPCのカラープロファイル設定はsRGBです。
(猫ペにはカラーマネジメント機能はついていないので、PC設定で)
カラープロファイルってなに?って人は、
液晶ディスプレイとカラーマネージメント こちらのサイトが分かりやすいかもです。

完成絵
白・茶白猫アナログ風3.jpg

アナログ風水彩のメイキングをやったことなかったので、アナログ風を目指して描きました。
「アナログっぽくない、如何にもデジタルだ」と思われたらコンセプト失敗なんですけどね(汗

大雑把な下書き
01アナログ風05.jpg

人物ペン入れがだいたい終わったので確認
02アナログ風02.png

人物ごとに色分けして確認してます。

普段は色選択が面倒で黒1色で描いてますが、今回はアナログ意識で色付きでペン入れしてます。
03ペン見本.png

これの背景色補充なしにして調整し直したのが、wikiの「つけペン風カラー向け」です。

04アナログ風25.png
直線部分は、最初は定規を使おうとしたのですが、筆圧数値を下げれば良いと気づいたので直線ツールを使用しました。

真面目に下書き
05アナログ風06.jpg
そのままペン入れするつもりだったのですが、1つ1つの花のバランス調整の問題があったのを思いだしたので下書きしました。
変形ツールを使用して調整してます。

花は「6月 花」で画像検索し、いいなと思った花の名前を確かめて、その花を検索しました。
06アナログ風03.png

描きたい花が決まったら、花弁の数など確認してます。
サイズを人物などに合わせるときは、サイズ確認もします。
で、イメージ固め。

参考と模写の違いは、ここのQ&Aが分かりやすいです。
07yunomip.jpg
【ニコニコ絵師】ゆのみPパクリ検証【写真コラージュ】まとめwiki

飾りのペン入れ終了
08アナログ風07.jpg

お次は内側の建物です。
09アナログ風08.png

まず、定規の「集中線」でアイレベルを気にしつつ、横グリッドを適当に引きます。
縦は直線ツールで、垂直線を引きます。
shiftを押しながらだと45度固定可能です。

10アナログ風09.png

それらの交差点をもとに、「パースグリッド2」で遠近感の距離を割り出しました。
「定規の謎」が分かりやすいです。

11アナログ風09.png

グリッドの角度や距離に合わせて直線ツールでそれっぽく。
12アナログ風10.png

ペン入れ終了
13.jpg

描き忘れてる部分もありますが。
重なった余分を消したり、レイヤー不透明度を変更して濃度を下げたりしました。

なお、アナログ風水彩なので線画用のフォルダは「乗算」にしてます。
確認用の色パーツレイヤーは、非表示にして残しておきます。
いつもは100%で塗り潰したパーツ別けを使うのですが、アナログ風なのできっちり塗りわけはしません。
確認用に作ったパーツレイヤーを利用しますが、これも多用はしません。


posted by むらせ at 2013年07月28日 22:16 | メイキング・アナログ風水彩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

塗り前編

塗りに入る前にブラシの説明です。
塗りブラシ用設定ポイントその1で公開した■水彩境界-混色を使ってます。

ペンとぬりブラシのセットファイルは、メイキング最後に載せます。

14アナログ風24.png

ブラシの特徴を踏まえつつ。
15アナログ風13.png

取り敢えず一枚レイヤーでグラデーション。

服などの影付けに乗算レイヤー。
16アナログ風14.png

気になるはみ出しは素直に消しゴムを使って消してます。
フリル部分みたいなのははみ出さないように塗るのは面倒ですし。

17アナログ風15.png
18アナログ風16.png

線に沿ってその面全体を塗るときは、周りを細めのブラシでまず塗って、それからはみ出さない程度に太いブラシを使って内側を塗ってます。
肌のときは「白・肌色」で薄すぎてはみ出し諦めましたが、こういったはっきりした色は見た目で分かりやすいのできっちり塗りました。
選択範囲を使わないのは、自動選択は線に対して均一だからです。
手塗りだと、線にちょっとだけ重なったりがっつり重なったり重ならなかったりと状態が様々。
アナログではこれが当たり前です。
それに、たまーーーーに濃くなる縁が、選択範囲でがばっと塗ると出てこないので極力使いません。

でもたまには選択範囲だって使います。

19アナログ風22.png
20アナログ風20.png

下地は選択範囲なしなので、重ねるのは選択範囲使ってもいいかーと。
でも手塗りです。ツールの塗り潰しは使いません。
21.png

模様はアナログ風なので手書き。
ちまちまちまちまちまちま手書き。
22アナログ風21.png

上着も当然手書き。
23アナログ風23.png

最初から白で描くと見えないので茶色を使いました。
色鉛筆(初期セットに有り)の濃度を上げただけだっけ?

描き終わったらレイヤー複製して、トーンカーブで白に変更。
茶色いほうはレイヤーを乗算にして、不透明度を下げて、shiftを押しながら矢印キー右と下。
白を置くときって厚みがあったりするので、それの影っぽくなるかなーと。

こういったホワイトを上から重ねたいとき以外は、乗算レイヤーを使ってます。
あと、自分はよく色調補正を使うため、隣り合った場所のときは別レイヤーに塗ってます。
アナログ風でも、デジタルのこういった利点にはお世話になってます。

では。次で終わります。

posted by むらせ at 2013年07月29日 21:32 | メイキング・アナログ風水彩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

塗り後編

ラストです。
ブラシ説明は最初にしてある通りで途中経過の意味ないですし、ポイントと思える部分だけ書いていきます。

葉っぱ。なんとなくざーっとうす塗り。
選択範囲でざっくり色付けしました。あまり意味なかったですけど。

24アナログ風26.jpg

25アナログ風26.png

選択範囲のキャプ撮ってなかったので、塗り終わり状態ですが。
こういった使い方をするために残してました。

新しく乗算レイヤーを作り、選択範囲に頼らず塗ります。
26アナログ風27.jpg
線画に沿って普通に塗ります。

また新しく乗算レイヤーを作りました。
27アナログ風28.jpg

大雑把に塗って、葉脈を意識して透明ブラシで削除。
ブラシは、Gペン風味ブラシにジッターを軽く足した感じです。
28.png

このレイヤーのサムネイルをCtrlを押しながらクリックして選択範囲を作ります。

また乗算レイヤーを作って、ちょっと彩度を落とした色を重ねました。
29アナログ風29.jpg

面倒ではありますが、アナログに比べたら楽ですよね。
葉脈を残して塗る方法、アナログで見ると「根性だ!」と尊敬します。
自分はやったことないですよ。

背景の影付けの前はこんな感じでした。
30アナログ風22.jpg

リボンの色はもともとピンクで塗ってて、塗ったあとにくどいかな?と色相変更しました。
色相変更は、先日作成したレイヤーブレンドを使用。
迷っていたので、いつでももとの色に戻せるように結合していませんでした。

最初は周りは塗らなくてもいいかなーとか、背景は影までは塗らなくていいんじゃないかなーとか思ってました。
でもこの状態を見るとなんか色々と寂しすぎたので、結局塗りレイヤーを複製して濃くしたり周りを足したりと手を加えました。

再び完成絵
白・茶白猫アナログ風3b.jpg

白い点々は、もともとスパッタリング系の設定を幾つか登録してたのでそれを使いました。

■ペン33飛ばし

b.bitmap_file=水彩境界筆
b.bitmap_folder=|b.color=|b.layer=|b.n1=33.7851422415015|b.n10=1
b.n100=|b.n11=0|b.n12=0|b.n13=0|b.n14=256
b.n15=2|b.n16=1|b.n17=0|b.n18=0|b.n2=256
b.n201=|b.n202=|b.n203=|b.n204=0 0 4096 0|b.n205=0 0 4096 0
b.n21=0|b.n22=1|b.n23=0|b.n24=30.6666836100837|b.n25=1
b.n26=16.9811320754717|b.n27=98.1818182|b.n28=26.470941|b.n29=0|b.n3=214.7593
b.n30=0|b.n31=222.352941176471|b.n32=261.818182|b.n33=0|b.n34=0
b.n35=0|b.n36=0|b.n37=1|b.n38=0|b.n39=0
b.n4=0|b.n40=0|b.n41=0|b.n42=1|b.n43=0
b.n44=1|b.n45=4|b.n46=0|b.n48=256|b.n49=0
b.n5=256|b.n50=0|b.n51=256|b.n52=0|b.n53=0
b.n54=0|b.n55=0|b.n6=123|b.n8=通常|b.texture_file=
b.texture_folder=|b.tool=


実際に使ったときはブラシ画像が「円」でちょっと後悔。
上記のようにブラシ画像を変えておけば良かったです。

ボーダーラインは「クレヨン_固」(初期セットに有り)のサイズを大きくして使用。
そういや「固」ではなく「硬」だったと、己の間違いには気付いてますorz

アナログ風なので一度に端から端まで描かず、途中途中で止めてます。
で、レイヤー透明度を下げて複製。
2枚目はところどころ消して、ホワイトの濃い場所と薄い場所を作りました。
服の時と同様にホワイトの影も作ってます。

面倒くさいことをしてますが、アナログで塗るよりもはるかに楽なんですよね。
修正もできるし、部屋も汚れないし!

テクスチャを重ねて色数を増やす方法はデジタルらしい色だなーと思ってます。
ランダムに色を加えてるはずでも、アナログの色幅とは明らかに違うので。
猫ペイントのジッターHSV最高。
アナログのような微妙な色の出方がデジタルで使えるって有難いです。

31.png
32塗り説明.png

ブラシのセットファイル
水彩境界-混色.zip

解凍後、水彩境界-混色.cfgを brush_setフォルダに入れると、ブラシセットの▲から呼び出せるようになります。
QTにはこの機能はないので、brushset00.cfg〜の、空いてる番号にリネームして上書きするしかありません。すみません。

水彩境_縁で使っているブラシ画像は、初期セットに入っていません。
wikiの水彩縁片側_小のところにある、「b3_改_小.png」が設定されています。
用意しただけで、今回は使ってないですけどね(汗
もともとアナログ時代はカラーインクで塗りムラ少な目で塗ってたので、この塗り方だと使う場所がありませんでした。

イラストのPSDデータ
白・茶白猫アナログ風4.zip 60MBあるので環境によっては重いです。

色相変更スライダー以外、乗算で重ねてるだけです。

忘れてたので追加
アナログ風追加1.jpg
周りの線画は太くしておけば良かったなーと、後からこんなのを作りました。
ctrl+shiftサムネイルクリックで周りを選択して、選択範囲の拡張して塗り潰し。
もう一度選択し直して、内側削除して、余分は消しゴムで削除。

人物と背景の白いラインは手書きでした。
アナログ風追加2.jpg

手書きとツール使用の差は、茶色で描くのはサインペンでも可能だし、手抜きしたいなと思ったからです!


当方のPCのカラープロファイル設定はsRGBです。
(猫ペにはカラーマネジメントありません)
液晶ディスプレイとカラーマネージメント

posted by むらせ at 2013年07月30日 21:00 | メイキング・アナログ風水彩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

おまけ

メイキングはきっちり塗ってアナログっぽさが薄れたので、おまけ追加です。

ひよこ.png

メイキング用の絵で使わなかった縁用のブラシも使用。
あと、以下のブラシも追加して使用しました。

■水彩滲み120
b.bitmap_file=cig_real_4
b.bitmap_folder=|b.color=|b.layer=|b.n1=120.834448969838|b.n10=3
b.n100=|b.n11=1|b.n12=0|b.n13=125|b.n14=144
b.n15=1|b.n16=1|b.n17=0|b.n18=0|b.n2=159
b.n201=0 0 1747 2662 4096 4096|b.n202=0 972 4096 512|b.n203=|b.n204=0 2969 573 0 1201 2201 1638 0 2357 1484 2867 0 4096 0|b.n205=0 0 4096 0
b.n21=1|b.n22=1|b.n23=0|b.n24=0|b.n25=1
b.n26=100|b.n27=64.5283018867925|b.n28=24.5283018867925|b.n29=0
b.n3=13.8391268077833
b.n30=0|b.n31=3.71134020618557|b.n32=0|b.n33=0|b.n34=0
b.n35=0|b.n36=1|b.n37=5.36764705882353|b.n38=35|b.n39=0
b.n4=70|b.n40=0|b.n41=0|b.n42=0|b.n43=0
b.n44=1|b.n45=4|b.n46=0|b.n48=256|b.n49=0
b.n5=47|b.n50=0|b.n51=120|b.n52=0|b.n53=5
b.n54=32|b.n55=1|b.n6=159|b.n8=通常|b.texture_file=キャンソン_s
b.texture_folder=|b.tool=


このブラシを作ろうと、調整用楽描きだったのでPSDは残さず。
残しておけば良かったですorz
ひよこのオレンジ部分など、乗算レイヤーで重ねています。

posted by むらせ at 2013年08月03日 17:21 | メイキング・アナログ風水彩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする