ペン入れまで

猫ペイントで白黒原稿も作れちゃうんだぜ!
ってことで原稿メイキングです。
白黒なのでグレネコ使用。

キャンバスサイズは3732×5198pixelです。
これはA5、600dpiでタチキリ5mmのサイズです。
私は見た目で分かり易いようにこんなのを作ってます。
A5右ページ内枠・グリッド・のど600 のコピー.gif

濃い灰色はのど(本になった時に内側にくる部分)、周りの薄い灰色はタチキリ(裁断される部分)です。
縮小&4コマ用の枠に重なって見えませんが、内枠のラインもあります。
同人誌なんかだと内枠の概念のない原稿が増えているようですが、内枠は読み易い原稿作りの基本です。
特にセリフ。
ページ数の多くない個人誌ならのどに文字を入れても問題ないでしょうが、アンソロ等100Pを越えるような本の場合はのどの文字は読者に読んで貰えないつもりで原稿作成しましょう。
byアンソロ主催補佐の経験者より

いやホント、本を無理矢理開いてまで内側の文字を読んだりしませんから。
って、猫ペ無関係ですね。すみません。
えーと、上記のデータをアップしておきます。
B5も600dpiで、タチキリ5mmです。
A5・600dpi.zip (RGB)
B5_600dpi.zip (グレスケ)

4コマ3本(2P)なので、今回は先に完成を貼りますー。
2p.jpg 1p.jpg

右の「手伝わないよ」から読んでくださいませー。
あ、サンライズさんでのデータ入稿はすっっっっごく綺麗にそのまま刷ってくれるので、90%でも潰れなさそうでした。
(試してないけど、潰れると思ってた場所が全く潰れてなかったので)

■下書きまで
z01.jpg z02.jpg
ネームとアタリをざっくり決めてから、先に文字入れをしました。
文字を先にいれてるのは、文字のバランス確認(配置含む)をしたかったからです。
下書きに掛かった時間は約1時間20分でした。

■ペン入れ
z03.jpg

ペン入れはセリフの枠から始めました。
枠内は描かなくていいから。
えーと、アップしてる画像はどれも縮小してるし関係ないのですけど、このペン入れは敢えてアンチエイリアスありで描いてます。
猫ペ初期セットにも入ってる「綿。(わた)いっぱいの愛を!」さんのGペン、丸ペン設定を弄ったものです。
表示倍率は主に50%で描きました。
線がガタガタになるけど、常に几帳面にペン入れしていくのもどうなのかなーとちょっと思ってて。
すみません、経験足りなくて彷徨ってます。
右下の模様は回転・左右対称を使って描いてます。
レースは前に作っておいたもの。
初期のブラシサイズ最大(400)だとこれが精一杯でした。
動画撮ってたので一旦諦めて、後から弄って大きくしてます(汗)
ペン入れの時間は約4時間でした。
posted by むらせ at 2010年04月28日 00:52 | メイキング・白黒原稿 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ベタ・トーン(テクスチャ貼り)

■二値化
z04.jpg

拡張プラグインを入れていれば、二値化レイヤーが使えるようになります。
レイヤー不透明度は太さに関係してきます。
例では1.5が丁度良かったのですが、原稿というか、使ってるペンの設定によって違うようです。
最初の線画がちょっと細かったかもと思えば、ここで多少太くできます。
多少ですけどね。
全体の二値化が可能ということは、スキャナでアナログ線画を取り込んでからの加工もできるということです。
二値化(アンチエイリアスなし)のまま通常レイヤーにしたい場合は、下に通常レイヤーを作成して、そのレイヤーと結合すれば可能です。

あ、最初はアンチエイリアスありで描いてたから消しゴムもアンチありを使ってましたが、これ以後は消しゴムのブラシもアンチなしに設定して使ってます。

■ベタ・トーン
z05.jpg

楽しい楽しいトーン貼り。の前半説明まで。
まずはベタですが、ベタの範囲を決めて塗り潰すこともあるけど、デジタルなので塗り潰してから消すことが多いです。
消す時は線画と区別つけれるようにレイヤー不透明度を変更して灰色にしてます。
z06.jpg

ざくっとバケツで塗り潰してから、必要そうなところを消し消し。
アミ点トーンはねこまたぎくらぶさんからDLさせて頂きました。
PSD形式なので、猫ペではPNGに変換する必要があるので注意。
追記
600dpiトーンテクスチャ 作りました。
フォトショップのハーフトーン化で作って切り取っただけなので、ねこまたぎくらぶさんのものと結果は変わらないと思います。多分。

トーン用のパーツ別けは適当なグレーで。
私は選択する時はレイヤーのサムネイルクリックでやってしまいたいので、トーンの種類ごとにレイヤーも別けています。
こんなものかなー?とパーツ別けをしたら、そのレイヤーサムネイルをCtrlを押しながらクリックで選択。
で、テクスチャ効果の「前景・背景100%」で貼りたいトーンを選んで編集の塗り潰しを使えばOK。

■前景・背景100% 使いたいテクスチャに変更してください
b.bitmap_file=円
b.bitmap_folder=|b.n1=31.2091976356583|b.n10=1|b.n100=|b.n11=0
b.n12=1|b.n13=0|b.n14=256|b.n15=2|b.n16=1
b.n17=0|b.n18=0|b.n2=256|b.n201=|b.n202=
b.n203=|b.n204=0 0 4096 0|b.n205=0 0 4096 0|b.n21=2|b.n22=1
b.n23=0|b.n24=0|b.n25=0|b.n26=100|b.n27=0
b.n28=0|b.n29=0|b.n3=66.5663531705243|b.n30=0|b.n31=0
b.n32=0|b.n33=0|b.n34=1|b.n35=0|b.n36=1
b.n37=4|b.n38=140|b.n39=0|b.n4=0|b.n40=0
b.n41=0|b.n42=0|b.n43=0|b.n44=1|b.n45=4
b.n46=0|b.n48=256|b.n49=0|b.n5=256|b.n50=0
b.n51=256|b.n52=0|b.n53=0|b.n54=0|b.n55=0
b.n6=256|b.n8=通常|b.texture_file=60_30(63|b.texture_folder=


この時によくやったミスは「前景色に灰色」でした。
なんでこんなに薄いの?って、そりゃ灰色使ってるからだよっていう。
ショートカット「D」で色修正してやり直しー。

テクスチャ貼りに関しての説明は「テクスチャ塗り潰し色々」にあります。

z07.jpg

トーンの重ね貼りはまず重ねたい部分をグレーで描いて(塗って)いきます。
それを選択して、選択範囲を拡大します。
数値は適当で、私は10pixel追加してました。
で、新規レイヤー作成して重ねるもとのトーンと同じテクスチャで塗りつぶし。
レイヤーを乗算にしてCtrl+矢印キーでずらします。
さきほどの重ね用に描いたグレーを再び選択して、選択範囲の反転。
トーン化させた方のレイヤーを選んでDeleteキーで不用部分を削除。
グレーの方はもう破棄してOK。

花の中心にもトーンを使ってますが、これは塗り潰しを使わずちまちまとペンで描く系統だったので、直接テクスチャ描きしてます。



私はこれまで写真屋のアクションを利用した「まるたぁアクション」でアミ点トーン化していました。
猫ペでトーン貼りまでやってみての感想は
○パーツ別けの時にグレー数値を気にしなくてOK
○トーン変更が楽
×トーン用のテクスチャを登録しないといけない
×トーンごとにレイヤー別けしておかないと面倒
×グラデーションは別ファイルから呼び出し必須

写真屋のアクションに関しては、
○線数ごとにレイヤーを纏められる
○アミ目はパターン登録不用で楽
○グラデーション可能
×トーンの濃度に合わせたグレーを選ぶ必要がある
×トーン濃度を変更する時は、グレーの濃さを変更しないといけない

こんな感じでしたー。
砂目に関しては写真屋もパターン登録したり別ファイルから貼り付けないといけないので、圧倒的に猫ペの方が楽です。
猫ペだったらブラシでちょこっとという手も使えるし。

テクスチャ登録さえしてしまえば、思いの他猫ペのトーン貼りはやり易かったです。
※写真屋と比べて。流石にコミスタやmdiappの漫画用ソフトの方がやり易いはず。
ただ、線数一律のアミ点ばかりのトーン貼りをされる方は猫ペが写真屋に勝る利点がなくなるので、写真屋持ってるならそっちで十分そうです。
線数気にしないならエレメンツでも楽にできるんだし。


ラストはトーン貼りの続きと動画です。
動画がまだ完成してないので、早くても2日後になりそうです。
posted by むらせ at 2010年04月29日 00:41 | メイキング・白黒原稿 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

完成まで

■ベタ・トーン続き
z08.png

「綿。(わた)いっぱいの愛を!」さんのカケアミブラシー!
カケアミ好きだけど自分で描くのは下手という私にぴったりです。
って、これは改造した点描カケアミですが。
点描バージョンはこのカケアミを元に画像を作って調整してみました。
まるーく点描カケアミを描いたあと、透明色を選んで外側を消してぼかしたりしてます。
kakeami_点.png
[kakeami_点.png]
■点描4カケ
b.bitmap_file=kakeami_点
b.bitmap_folder=|b.n1=203.019541511498|b.n10=0|b.n100=|b.n11=0
b.n12=0|b.n13=0|b.n14=256|b.n15=1|b.n16=2
b.n17=0|b.n18=0|b.n2=256|b.n201=|b.n202=
b.n203=|b.n21=1|b.n22=1|b.n23=0|b.n24=0
b.n25=1|b.n26=100|b.n27=17.8723404255319|b.n28=0|b.n29=0
b.n3=46.36149338|b.n30=1|b.n31=70.212768|b.n32=66.382943|b.n33=0
b.n34=0|b.n35=0|b.n36=1|b.n37=4|b.n38=140
b.n39=0|b.n4=0|b.n40=0|b.n41=0|b.n42=0
b.n43=0|b.n44=1|b.n45=4|b.n46=0|b.n48=256
b.n5=2|b.n6=0|b.n8=通常|b.texture_file=|b.texture_folder=


レース部分は思いの他濃かったので、砂目ブラシの透明色で消して調整しました。
人物近くはカケアミブラシの透明で消してます。
初期セット入れてあるならコピペで使えます。
■砂
b.n2=256
b.n48=256|b.n6=0|b.n4=0|b.n13=0|b.n5=256
b.n14=256|b.n18=0|b.n17=0|b.n16=2|b.n12=1
b.n3=6.84251152865713|b.n21=0|b.n22=1|b.n23=0|b.n24=1.21453449138283
b.n25=1|b.n31=68.823529417|b.n28=58.333333|b.n26=49.0740740740741|b.n27=50
b.n29=0|b.n30=0|b.n33=0|b.n32=0|b.n34=0
b.n35=0|b.n36=1|b.n37=1|b.n38=0|b.n39=0
b.n40=0|b.n41=0|b.n42=0|b.n43=0|b.n44=1
b.n45=4|b.n46=0|b.n201=|b.n202=|b.n203=
b.n100=|b.n1=99.5918714972241|b.n8=通常|b.n10=1|b.n11=0
b.n15=2|b.bitmap_file=クロス1|b.bitmap_folder=|b.texture_file=|b.texture_folder=


削り用にはこんなブラシも作ってあります。

ペケ削り_小.png
[ペケ削り_小.png]

こっちはキラキラ度が強くなります。
削る向きを考えながらだからちょっと面倒ですが、アミ点を少女漫画らしく削りたい時に使ってます。
■ペケ削り
b.bitmap_file=ペケ削り_小
b.bitmap_folder=|b.n1=64.7568632598199|b.n10=0|b.n100=|b.n11=0
b.n12=1|b.n13=0|b.n14=256|b.n15=1|b.n16=5
b.n17=0|b.n18=0|b.n2=256|b.n201=0 0 2007 921 4096 4096|b.n202=
b.n203=|b.n21=1|b.n22=1|b.n23=0|b.n24=0
b.n25=0|b.n26=100|b.n27=0|b.n28=0|b.n29=0
b.n3=52.9820254314381|b.n30=0|b.n31=0|b.n32=0|b.n33=0
b.n34=0|b.n35=0|b.n36=1|b.n37=4|b.n38=140
b.n39=0|b.n4=0|b.n40=0|b.n41=0|b.n42=0
b.n43=0|b.n44=1|b.n45=4|b.n46=0|b.n48=256
b.n5=256|b.n6=0|b.n8= 通常|b.texture_file=|b.texture_folder=


そんな感じでこっそり修正作業もしつつトーン作業が終わったら題名を入れて終了。
・・・。
終了させたはずなのに、後から考え直して馬鹿な修正しましたが。
これ、最初は4コマ2本で考えてたのにネタ出ししたらあと1本いるなーってなって。
ラストのイラストは穴埋めだったんですが、イラストがあるならそれは扉にすべきなんじゃね?と無理矢理場所移動させました(汗
最終的な完成形はTINAMIに置いてます。
(未登録でも観覧可能)
って、4コマ部分は変わってませんが。

■動画


BGMは
SAM Free Music』さんからお借りしました。
ありがとうございました。

メイキングに使った原稿ファイル
A5_600_4.zip
ペン入れ終わって結合して、トーン作業をした状態のデータです。
グレスケ対応していないソフトでは開けない可能性もあります。

おまけ・砂目のグラデトーン
z09.png

砂グラデ.zip
粗めの砂グラデが欲しくて作ったものです。
でも実は使ったことないです。
呼ばれた時にしか描かないから作ってもあまり意味無いのに、作るの楽しくてつい(笑

■追記
レイヤーのブレンドモードを利用して砂目に変換する、砂トーン化ブレンドを作りました。
グラデーションも問題ありません。


タグ:ブラシ画像
posted by むらせ at 2010年04月30日 19:34 | メイキング・白黒原稿 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

原稿用

原稿用をアンチありの線画で描いて「綿。(わた)いっぱいの愛を!」のさやさんに喜んでいただけたようでにやりとしてますv
最初の頃はアナログで線画を描いてからスキャナで取り込んで写真屋でトーン貼りをしていたので、アンチありの線画を2値化するのが当たり前だったのですよ。
で、猫ペでも出来るという紹介をしたかったのですね♪

さて。メイキングの番外編をやってみますー。
カケ5角mihon.png
カケアミが出来て5角形を用意出来るならこんなのも自作可能です。
カケアミブラシは、さやさんの所からDLするなり初期セットから取ってくるなりしてください。

まずはカケアミブラシで適当に。
カケ5角01.png
(クリックで原寸です)

その上に新規レイヤーを作成して、白い5角形を重ねます。
見本はあえて面倒な2つ重ねにしてみました。
この2つは別レイヤーです。
カケ5角02.png

5角形ベタ.png
[5角形ベタ.png]
b.bitmap_file=5角形ベタ
b.bitmap_folder=|b.n1=300.380629546966|b.n10=1|b.n100=|b.n11=0
b.n12=1|b.n13=0|b.n14=256|b.n15=1|b.n16=1
b.n17=0|b.n18=0|b.n2=256|b.n201=0 0 1186 2560 4096 4096|b.n202=
b.n203=|b.n21=0|b.n22=1|b.n23=0|b.n24=0
b.n25=1|b.n26=85.84905660|b.n27=108.679249|b.n28=85.8497736|b.n29=0
b.n3=22.1065502434071|b.n30=0|b.n31=0|b.n32=0|b.n33=0
b.n34=0|b.n35=0|b.n36=1|b.n37=4|b.n38=56
b.n39=0|b.n4=1|b.n40=0|b.n41=0|b.n42=0
b.n43=0|b.n44=1|b.n45=4|b.n46=0|b.n48=256
b.n5=256|b.n6=0|b.n8=通常|b.texture_file=|b.texture_folder=


その上にまたレイヤーを作って5角形の内側にカケアミブラシで描きます。
これも2つ重ねの時は別レイヤー。
カケ5角03.png

仕上げにカケアミブラシで透明色を選び、周りをぼかします。
5角形と内側をレイヤー別にしていたのはこの為です。
選択範囲を使えば重なった部分も綺麗に消せます。
完成〜♪
カケ5角04.png

アミ点トーン、ねこまたぎくらぶさんからDLして使ってますが、DL前に格子は使えないのかな?と実はやろうとしてました。
トーンもどき.cfg
これがそのブラシセットデータです。
10線10%〜50%、20線30線の10%と20%に近い数値です。
微妙にずれてて綺麗には合わせられませんでした。
しかも格子なので、ブラシサイズを変更するとアミ点サイズも変わります。
まぁ、こんな方法もなきにしもあらずってことで。

もういっちょオマケ。
チェック模様1a.pngチェック模様1b.png

テクスチャ用画像です。
グレスケ側もアンチエイリアスなしなので、自動選択でアンチなし・色の範囲1・拡張0・隣接なしで選択すれば、そこからトーン化するなり任意の色に変更するなり可能です。

砂縞.png

こっちは砂目に白の縦罫線が入ったもの。
簡単に作れるものではありますがあまり置くものがないので(汗)

服模様2.png

初期セットに「布2」という名前で入ってるものは、これの50%縮小版でした。
原稿だとあれは小さそうなので、もとの方も貼っておきます。
posted by むらせ at 2010年05月03日 09:26 | メイキング・白黒原稿 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

原稿用2

原稿向けに作ったものです。
しかしカテゴリに困る・・・。

ブラシ画像
kakeami_点2.png

前の点描カケアミの点を少なくしたものです。

以下はテクスチャで。

アミA5用.pngアミB5用.png
(↑A5用とB5用のつもり)

布模様3.png布模様4.png

布模様5.png
posted by むらせ at 2010年05月15日 14:45 | メイキング・白黒原稿 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする